内 容

催眠と禁煙

禁煙については、催眠術は有用な手段ですが、あくまでも補助的な位置づけになります。
あくまでも、なぜ禁煙するのかといった動機づけ、そして禁煙の意思をしっかりもっているかが重要になります。

 

禁煙するときは、単に「タバコがまずくなる」という暗示の場合もありますし、「タバコを吸うと咳き込んでしまう」とか「タバコを吸いたくなくなる」というような暗示が入れられたりします。タバコの場合、よくくわえタバコというものがありますが、吸うわけでもないけど、なんとなく口さみしく口にくわえてしまうということもあります。そしてなんとなく吸いたくなり吸ってしまうケースもあります。つまりこうした習慣を断ち切ることが禁煙には重要となってきます。

 

私もヘビースモーカーほどではありませんが、禁煙で催眠術をかけてもらったことがあります。私の場合は、「タバコをくわえると鼻にツンツンときてつらくて吸いたくなくなる」という半ば半強制的ともいえる禁煙暗示を入れられました。習慣とは怖いもので、禁煙をしようと思っても、別のことに神経がいってると、思わずうっかりタバコをくわえてしまったりします。その瞬間、鼻にツンツン!と刺激臭がきて、くわえてられなくなります。最初の3日ぐらいは結構、くわえるたびに鼻にツンツンきてたのですが、そのうちあまりきつく感じなくなってきました。慣れもあるのでしょうし、1回の催眠暗示がそう効くということでもないようです。

 

禁煙については、禁煙の意思を少し後押ししてくれるのが催眠術というように考えると良いでしょう。

inserted by FC2 system