内 容
催眠術で頭が良くなる
催眠術で頭が良くなる！ というと、催眠術をかけて 「さあ、あなたは頭が良くなぁーるぅー、頭が良くなぁーるぅー」とやるのかなと思う人もいるかも知れませんが、さすがにそれは違います。
催眠術は、学習にも応用することができます。催眠状態になることにより、脳がいろいろなことを記憶しやすくなります。
催眠術にかかっている時は寝ているのとは違い、なんともいえない気持ちの良いリラックス状態で、集中した状態になることができます。すごく集中力が増します。
催眠状態になると、まわりの雑音はほとんど聞こえなくなり、催眠術師の言う言葉だけが集中して聞こえるようになったりすることがありますが、これも催眠術によって集中している証拠です。
火事場の馬鹿力ではないですが、人間はいざとなると自分でも信じられない力を発揮することがありますが、これは本来もっている力であって、催眠術はこの持っているけど発揮できていない力を発揮しやすくしてくれます。
日本には書店にいっても多くの学習法や記憶術の本がたくさんでています。
ＳＲＳ速読法、ＳＲＲ速読法、フォトリーディング、七田式右脳教育、キム式速読法記憶術、ＳＳＩの自己啓発プログラム、速聴による学習法、マインドマップ、コリンローズの加速学習などの加速学習法に関して出ていますが、もしかしたら１つや２つ名前を聞いたことがあるかもしれませんね。私もいくつかは名前ぐらいは聴いたことがあります。
でもこうした学習法は、習得するまで時間がかかったり、なかなかイメージがつかめなかったり、集中できなかったりといったことがあります。そういったときにも催眠術の力を借りるとより学習効果を高めることができ、覚えたことがまるでスポンジが水を吸収するように身になっていく実感が得られます。
親戚の高校生が英単語をなかなか覚えられないということで、友達と２人で私の家に来ていたとき、ちょうど親戚の催眠術師もいたので、その高校生たちに催眠術をかけて、英単語を催眠状態で覚えさせられました。実は私もその時、催眠術にかけられ２人の女子高生とともに英単語を覚えるはめに。６～７割ぐらいは知っていた単語でしたが、１時間で１２０語の単語を覚えさせられたあと、３人とも催眠術を解かれましたが、そのあと１時間ぐらいしてからテストをしてみると、９割以上覚えていました。親戚とその友達の女子高生も、頭に自然と入ってくる感じで覚えやすかったと言っていました。
このように催眠術は、瞑想をしなくても、学習に適した脳環境を作り出し、脳が集中して学習効果が高まります。これは人によっても違うかもしれませんが、場合によっては劇的に学習効果があがる人もいるかもしれません。